車のドアや窓、フロントガラスなどの防水ゴムパッキンは、経年劣化によってひびや割れ、切れが出てきます。
ゴムパッキンを新品に交換する場合、一箇所につき数千円、ドアや窓、フロントガラスなどのゴムパッキンもへたってくることを考えると、車一台辺り数万円の費用がかかってしまうことも・・・。
ただ、このゴムパッキンはホームセンターなどで購入(約760円)できる専用の補修材を使って修理すれば、今のゴムパッキンのまま無交換で使い続けることが出来ます。
そこで今回は、このような補修材を使って車のゴムパッキンを自分で修理する具体的な方法についてお話していきます。
車のゴムパッキンを自分で修理するために必要な物
まず始めに、車のゴムパッキンを自分で修理するために必要なものについてお話していきます。
すきまシール材
まず始めになってくるのが、ホームセンターなどで売られているゴムのひび割れを埋めるための「すきまシール材」と呼ばれるもの(約760円)です。
このすきまシール材をゴムパッキンに塗布して、ゴムパッキンにひび割れや切れを補修していきます。
なお、これらのシール材の色は黒とクリアの二色がありますので、ゴムと色がなじみやすい黒の方を選んでおいてくださいね。
はさみやニッパーなど
ゴムパッキンの先端につけるノズルを切断するためのハサミやニッパーなどを準備しておきましょう。
普通のハサミでも十分ノズルを切断することが出来ますので、特殊なものを準備する必要は有りませんよ。
ティッシュ
ゴム補修剤をヘラで拭き取った後など、ヘラに付いた余分な補修材を取り除くためにティッシュなども準備しておきましょう。
使ったティッシュなどを入れておくゴミ袋も準備しておくと後片付けが楽になります。
ゴムパッキンを補修する具体的な手順
続いては、ゴムパッキンを補修する具体的な手順についてお話していきます。
ゴムパッキンにすきまシール材を塗布する
まず始めに、ゴムパッキン部にすきまシール材を塗布していきます。
付属の刷毛でシール材を整える
シール材は約1時間程度で表面が硬化し始めます。
シール材を塗布し終えたら、固まってしまう前に付属の刷毛などを使ってシール材をなめらかに整えておくと良いでしょう。
24時間乾燥するのを待つ
このタイプのすきまシール材の多くは、1時間程度で表面が硬化し始めますが、内部まで完全に硬化するまでには約24時間かかります。
大きいひび割れや切れを補修した際には、あせらず24時間乾燥させ、内部に入りこんだシール材が硬化するのを待ちましょう。
お疲れ様でした。
これで、車のゴムパッキンの補修は完了です。
最後に一言
今回は、車のドアや窓、フロントガラスのゴムパッキンを修理する方法についてお話しました。
すきまシール材は1本で車数台分のゴムパッキンを補修することが出来ますので、パッキンを新品に交換していくより安く、かつ自分で簡単に修理することが出来ますので、是非一度挑戦してみてくださいね。
なお、今回使った「99工房 すきまシール剤」の使い方が紹介されている動画がありましたので、参考までに紹介しておきます。
>>ソフト99 『99工房 すきまシール剤』 【SOFT99 TV】|YouTube
是非参考にしてみてくださいね。
それでは!