高速でハンドルが小刻みにぶれる13の原因まとめ

高速道路でハンドルがブレる

高速道路を走り出すと、急にハンドルが小刻みにぶれはじめる・・・

そのブレが出るのは80~120km/hの速度域だけでそれを超えたスピードで走ると、その振動が収まっていく・・・

その原因はタイヤやホイールにある場合がほとんどで、タイヤのバランスを取ったり、タイヤやホイールを交換すれば解決することがほとんどですが、以下でお話するように稀に車の車体車軸側に原因があることもあります。

そこで今回は、高速でハンドルがぶれる原因についてまとめておきますので、原因究明の参考にしてみてください。

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【原因その1】タイヤの重量バランスが取れていない

タイヤに取り付けられた鉛

タイヤとホイールは構造上の非対称性や製造段階におけるばらつき、タイヤをホイールにはめる際の工程などで、バランスが悪くなることがあります。

それを解消するのがタイヤに鉛の重りを取り付けるバランス取りです。

タイヤバランスが取れていない場合、高速走行などでタイヤが振動してしまい、それが原因でハンドルに不快な振動が伝わります。

これが原因の場合、ディラーやガソリンスタンドなどでタイヤバランス(約500円/本)を取ってもらえれば、ハンドルの震えが解消することがほとんどです。

俺も、冬用タイヤから夏用タイヤに履き替えたら80km出したくらいでハンドルがぶれ出しました。

履き替える前はきちんとバランスとってあったのにな・・・と不思議でしたが持ち込んでみてもらったらやはりホイルバランスでした。

いとも簡単に直っちゃいましたよ。

出典)高速走行するとハンドルがぶれ出します。|おしえて!goo

なお、タイヤ組み付け時にバランス取りをちゃんと行なっていても、タイヤが減ってくるとバランスが変わってしまうこともありますので、ご参考まで。

【原因その2】タイヤが真円ではない

タイヤそのものの形状のばらつきやホイールにタイヤを組み込む作業によってできるひずみによって、タイヤの真円度が悪くなることがあります。

真円でないタイヤで走行した場合、タイヤが上下左右に揺れてしまうため、その振動がハンドルに伝わることがあります。

タイヤが真円を描くようにきれいにタイヤを組めば、バランスがしっかり成立するのです。

タイヤの入れ替えなんて機械がするから誰がやっても同じと考えてる方も多いのではないでしょうか?

しかし、実際は違います。職人の技量によって出来上がりが違ってくる分野なのです。

下の図は組み方によってバランスが変わるということを図解で示しています。

この作業は「位相合わせ」と呼ばれるもので、タイヤ・ホイールバランスの基礎になるものです。

しかし、基礎でありながら、この出来がバランスの行方を左右する大事なものです。

タイヤ・ホイールバランス|新森タイヤショップ

位相合わせの工程は、タイヤ・ホイールバランスの中で最重要点に位置するものです。

これの出来具合でバランスの8割は決まってしまいます。それくらい、バランスの根本になる作業です。

引用)タイヤ・ホイールバランス|新森タイヤショップ

【原因その3】ホイールを組み込む手順が間違っている

タイヤの組み込み作業手順を間違ってしまった場合、タイヤバランスが崩れてしまう場合がります。

タイヤの組み込みにも技術は必要です。

タイヤ、ホイールを傷付けないように組み込むのは当然ですが、 タイヤとホイールをきっちりフィットさせるのは技術と言うよりセオリーがあるんです。

組み込んだ直後のタイヤに空気を入れて”パン!”っと、ホイールに勘合させるのですが、 はまればOKではなく、一度空気を抜いて、歪を取り除いて、再度、空気を充填します。

一度、空気を抜くのは、余分な水分を極力少なくする事にもなりますし、フィッティングをより完全に近い状態としてくれます。

これによって、リムずれなどを防止できるわけです。

引用)組み込み時の注意|タイヤプラス

【原因その4】センター軸がずれている

ホイールのセンターと車軸のセンターがズレた状態で高速走行すると、ハンドルがブレる場合があります。

ホイール装着面の構造には、それぞれ役割があるのですが、その中で「ハブセンター」という円柱状の突起があります。

ハブリング ホイールリングの必要性!?|KSP商品部 担当者ヤスのブログ

ハブもホイールも回転する訳ですが、ここのセンター軸がずれていると、ブレが発生する原因となります。

ホイール装着時にナットで締め込んで行く際に、ある程度はセンターが出るのは事実ですが、実際に問題が起こらないレベルまでセンターが出るとは限らないため、純正ホイールの内径とハブセンターの外径は揃えた寸法となっています。

※クリアランスは1/10ミリのレベルしかありません。

純正ホイールとハブセンターのクリアランスが、1ミリも無いのに、社外アルミホイールを装着した場合これだけのクリアランスがある訳ですから、ハブホイールリングをつけずにナットだけでセンターを出していると、センター軸がズレてしまうのも納得です。

このクリアランスが原因で起こるホイールのブレは「ハンドルのブレ」としてドライバーに伝わります。

引用)ハブリング ホイールリングの必要性!?|KSP商品部 担当者ヤスのブログ

社外ホイールを装着する際にハブリングを取り付けていない場合は、まずこの原因を疑ってみてください。

私の場合、実際にハブリングを取り付けただけでハンドルのブレが相当改善しましたよ。

>>社外アルミホイールでハンドルがブレる時はハブリングが効果的

【原因その5】長期間駐車によるタイヤの変形

タイヤは経年劣化する時にゴムが硬化していきます。

長期間の駐車によってタイヤが変形した状態で放置されると、変形した状態でタイヤが硬化するため、それが原因でハンドルがブレる時があります。

*故障名
高速走行時、ハンドルがブレる

*入庫時状況(赤がポイント)
昨日、高速道路を走ったのだが 85km/hぐらいの速度になると ハンドルがブレる。

(100km/h 近くになるとブレは止まる)

なんとか ならないか、との依頼があった。

*修理詳細
この車は2ヶ月程前に中古タイヤを購入、交換していたので 再度ホイールバランスをとってみた。

しかし ハンドルブレの現象に変化はなかった。

念のため、近くのタイヤ店でバランスをとってもらったが 同じであった。

ステアリング関係にガタ等の異常はなく、やはりタイヤ関係が一番怪しく思えたので  在庫車のタイヤに取替えて 再び高速道を走ってみた。

その結果、同じ速度でハンドルブレが発生した ものの その振れ幅はかなり小さくなった。

やはりタイヤが影響していると思われた。

この時点で少し 整理をしてみた。

この車は長期駐車をすることが多い。

中古タイヤ(ゴムが硬い)を使用した。

バランスはOK。このことより 目には見えないがタイヤの一部に変形が残っていることが考えられ、 それがハンドルブレ(共振)に現れたと推察した。

しかし 問題はそのことをお客様に 目に見える 形で、言い換えるとデーターとして出さないと納得してもらえないことであった。

いろいろ考えてみたが その中でひとつのアイデアが浮かんだので実行してみた。

タイヤの空気圧を2.2→3.5kg/c㎡に高めてみて  再び 同じ高速道を走ってみた。

その結果、古い舗装面ではハンドルブレが残ったものの 新しい 舗装面でほとんどブレが出なくなった。

このことより 今回のハンドルブレの原因が 長期駐車による タイヤの変形、中古タイヤのためゴム質が硬く、変形が戻りにくいことなどが影響している可能性が 高いことをお客様にお話してしばらくこの状態で乗っていただくことになった。

もちろん タイヤ 空気圧は元に戻した。

(対策;なるべく車に乗る機会を多くして長期駐車を 避ける。また 新品タイヤに取替えるのもひとつの方法。)

引用)2010年12月12日(日) マークⅡ|くるまねっと修理日記

【原因その6】ホイールが歪んでいる

最近は値段の安いホイールがたくさん出てきましたが、その弊害として製造段階で発生するホイールの歪みがハンドルのブレにつながっていることもあります。

以前「ヤフオク」で、エンケイの「RP01」(5本スポーク)を購入し、タイヤを組んで「バランス調整」しましたが、ブレーキを踏むと「ハンドルがぶれる」症状になりました。

もう一度ホイールバランスを確認しても、「バランスはOK」「タイヤ外周のぶれもOK」「ホイールリムのぶれもOK」でした。

しかし良く見ていると、スポーク付け根の位置が「ビミョ-にずれている」事に気づきました。

※ホイールは、廃棄処分!

最終的には、車に装着して異常が無ければOKでは・・・。

引用)高速走行するとハンドルがぶれ出します。|おしえて!goo

必ずしも安物が悪いものというわけではないのですが、安物は品質管理が甘いケースもありますので、このようなことも考えられるということを知っておきましょう。

次のページでは、高速でハンドルがブレる原因その7~13についてお話していきます。

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