洗車やタイヤ交換の際に気になることと言えば、アルミホイールのブレーキダストやサビ汚れなのではないでしょうか?
ホームセンターやカー用品店ではアルミホイール専用の洗浄剤が多数売られていますが、ホイールの表側にうっすら付いているようなブレーキダスト程度ならなんとか落とすことができるレベルの洗浄力しかなく、ホイールの裏側にこびりついた頑固な汚れには全く効果がありません。
どうしたものかといろいろ試してみた結果、最終的にはトイレ掃除に使う「サンポール」を使えば、こういった頑固なブレーキダスト汚れを一気に落とすことができることを知りました。
今回は、そんなサンポールを使ったアルミホイールのブレーキダスト汚れ落としの具体的な方法について詳しくお話していきます。
アルミホイールのブレーキダスト落としに必要なものについて
まずはじめに、アルミホイールの汚れ落としに必要なものについてお話していきます。
サンポール
今回のアルミホイールのブレーキダストやサビなどの頑固な汚れを落とすために使う洗剤は、トイレ洗剤として有名なサンポール(200~300円)です。
ホイール2本でサンポールを1本程度使いますので、4本洗浄する場合はサンポールを2本ほど近くのホームセンターやドラッグストアなどで購入しておきましょう。
スポンジ
次に準備するのが、アルミホイールを洗うためのスポンジです。
これは家庭用の普通のスポンジ(研磨剤が入っていないもの)でOKです。
ゴム手袋
今回は強い酸性の洗剤であるサンポールを使ってホイールを洗浄していきますので、手が荒れないようにゴム手袋を準備しておきましょう。
薄手のゴム手袋を使う場合、2~3枚程重ねて使うといいと思います。
サンポールを使ったザビ落としの手順
ここからは、サンポールを使ったサビ落としの具体的な方法についてお話していきます。
サンポールをアルミホイールに振りかける
まずはじめに、アルミホイールにサンポールを直接振りかけていきます。
特に水洗いしておく必要はなく、乾いた状態のホイールに直接かけていけばOKです。
その後、スポンジを使ってサンポールをホイール全体に塗り拡げていきます。
ホイールの表面も同様にサンポールを振りかけ、スポンジで塗り拡げておきましょう。
5分ほど待つ
サンポールは酸の力でブレーキダストやサビ汚れを落としますので、擦り落とすよりは汚れに浸透するのを待つほうが効果的です。
一旦サンポールを塗り拡げたら、5分ほど待ちましょう。
大量の水で洗い流す
たくさんの水でサンポールを洗い流すと、こんな感じでブレーキダスト汚れが落ちています。
先程までの工程をもう一度繰り返してやると、あれだけ汚かったホイールがこんな感じになりました。
ホイールの裏側は多少サビが残っていますが、あまり目につかないところですしこの程度ならOKでしょう。
お疲れさまでした。
これで、アルミホイールの汚れ落としは完了です。
最後に一言
今回は、【サンポール】アルミホイールの頑固なサビやブレーキダストを徹底洗浄についてお話しました。
サンポールを使えば、ゴシゴシと力を入れて擦っても取れなかった頑固なブレーキダストを酸の力でかんたんに取り除くことができます。
強い酸性洗剤ですので手袋は必須ですが、それだけ洗浄力が期待できます。
経験ではアルミホイールにダメージを与えてしまったことはありませんが、もしかしたらそういったこともあるかもしれませんので、施工する場合は自己責任でお願いしますね。
それでは!