【初心者向け】自分で自動車のタイヤパンクを修理する方法

自分で車のタイヤのパンクを修理する方法

車のタイヤがパンクしてしまった・・・

パンク修理をしなければならないのだけれど、一体どうすればいいのだろう・・・

車のタイヤのパンク修理というと、素人にはなかなかできそうにもないように思えますが、実はホームセンターに売られている修理キット(約1500~2000円)を使えば、約15分程で簡単にパンク修理をすることができます。

今回は、そのパンク修理キットを使ったパンク修理方法について、写真付きで詳しく解説していきます。

パンク修理の種類について

まずはじめに、パンク修理の種類についてお話してきます。

応急修理(パンク修理剤など)

出典)パンク修理キット|TOYOTA

最近多くなってきた車載のパンク修理キットですが、これを使ったパンク修理はあくまでも応急修理となります。

このパンク修理キットの使い方としては、とりあえずパンクを応急処置しておいて自走して修理工場まで行き、そこでちゃんとしたパンク修理またはタイヤ交換をしてもらうという形です。

ただ、このパンク修理キットを使ってしまうと、シーラント剤でタイヤの中がベタベタになってしまっていて、作業するお店の人に嫌がられたり、最悪の場合このシーラント剤のせいでタイヤ修理はできないと断られてしまうこともあります。

修理剤の液体は,一度タイヤに入れちゃうとタイヤは交換しないとダメになります。釘穴ぐらいだったら,液体は使っちゃ駄目ですよ。修理剤の液体が化学反応して,普通のパンク修理キットのノリが効かなくなります。そうすると,修理可能なパンクでも修理不可能になっちゃいます。

パンク修理材を使った後

出典)タイヤのパンク修理剤ってこんな事になるんですね|電動の殿堂

タイヤ修理は約2000円、でもタイヤ交換となると一本あたり5000~20000円(タイヤサイズなどによって異なる)ですので、タイヤ修理をする場合は、車載のシーラント材を充填するタイプの修理キットは使わないほうがいいと思います。

恒久修理(内面修理、外面修理)

先程の車載パンク修理キットは応急修理でしたが、ここからお話する方法は恒久修理の種類の紹介です。

タイヤパンクの恒久修理には、外面修理と内面修理という2つの方法があります。

自分で車のタイヤのパンクを修理する方法

外面修理とは、上の写真にあるようにタイヤの外側からパンク補修材を差し込み、パンク穴を補修するという方法です。

この方法でパンク修理をすると、タイヤの内側にはこのような感じでパンク修理材の出っ張りが出ていて、外側は走行によって出っ張りが削れ取られて平面となっていくというイメージです。

パンクの外面修理の内面側

それに対して内面修理とは、ホイールからタイヤを取り外して、タイヤの内側にパンク修理パッチを貼り付けるという方法です。

パンクの内面修理と外面修理の例

出典)内側から貼るパンク修理|スタッドレスタイヤレンタル、タイヤガーデン掛川のブログ

内面修理の場合、ホイールからタイヤを取り外さなければならないので素人には難しいのですが、外面修理よりも確実にパンクを直すことができると言われています。

ただ、これまでも多くのお店で外面修理によるパンク修理が行われてきて、稀にパンク修理不良でエア漏れが出てしまうというケースがあるものの、外面修理の方が修理費用が安くメリットもあるため、外面修理にも根強い人気があります。

今回紹介する方法は、タイヤの着脱もなく、ホームセンターなどで売られている修理キットを使って簡単にパンク修理ができる外面修理の方法について紹介していきたいと思います。

車のパンク修理に必要な物

まずはじめに、車のパンク修理に必要な物についてお話していきます。

パンク修理キット

車のタイヤのパンク修理道具

パンク修理キットは、ホームセンターなどで売られているものでOKです。

価格は1500~2000円で、約3回分のパンクタイヤを修理することができます。

ハサミやニッパー

タイヤ修理の後半部分で、タイヤの穴に詰め込んだ補修部材の飛び出ている部分を切り取る必要があります。

タイヤ修理で残った部分を切り取る

ニッパーなどの工具でなくても家庭用のキッチンバサミなどでもOKです。

ただし、少し接着剤などが付いてしまいますので、汚れてもいいものを準備しておくといいと思います。

タイヤ交換で使う道具

パンクしたタイヤが前タイヤの場合、タイヤを外さなくてもハンドルを切ってタイヤトレッド面を横に向けて作業をすることができます。

ハンドルを切った状態でパンク修理

ですが、後ろタイヤの場合、タイヤを横に向ける事ができませんので、タイヤを取り外した状態でパンク修理を行います。

自分で車のタイヤパンク修理をしたあとのタイヤ

車載道具で十分対応可能ですので、後ろタイヤを修理する場合は準備しておきましょう。

パンク修理で使った車載工具

パンク修理の具体的な手順

ここからは、タイヤのパンク修理の具体的な手順についてお話していきます。

タイヤに刺さっているものを抜き取る

パンク修理の第一歩は、タイヤに刺さっているものを抜き取っていくことから始めていきましょう。

タイヤに釘が刺さってパンクしたものを修理する方法

今回の場合は、タイヤにネジが食い込んでしまっていますので、それをペンチなどを使って引き抜いてしまいましょう。

タイヤの穴に接着剤を塗る

次はスクリューマーという工具を使ってタイヤの穴に接着剤を塗っていく工程です。

まず、工具の先端部分に付属の接着剤をたっぷりと塗布していきます。

タイヤのパンク修理で使うスクリューマー

パンク修理工具のスクリューマーに接着剤をたっぷり塗る

そして、タイヤのパンク穴にスクリューマーを差し込んでいきます。

タイヤにスクリューマーを差し込む

実際にやってみると分かるのですが、この工程は結構力が必要で、グリッグリッ・・・と思いっきりねじ込んでやらないと工具がタイヤの中に入っていきません。

スクリューマーがタイヤの中に入った

完全にスクリューマーがタイヤの中に入ったら一度半分ぐらい引き抜いて、もう一度接着剤塗布し、再度タイヤの奥まで差し込みます。

スクリューマーに接着剤を塗布する

二度目にスクリューマーを押し込んだところ

補修材を穴に詰め込む

次はタイヤ修理キットに入っている補修材(パワーバルカシール)をタイヤの穴に詰め込む工程です。

まず、付属の補修材を梱包しているビニールを取り外していきます。

タイヤ修理に使う補修材

タイヤ修理に使う補修材のビニールを取り外した

触ってみるとわかりますが、この補修材の表面は超強力な両面テープの様にベトベトしていて、これをタイヤの穴に突っ込むことができればタイヤ修理ができそうな感じがします。

インサートニードルと呼ばれる工具にこの補修材をセットしていきます。

パンク修理で使うインサートニードル

パンク修理のインサートニードルに補修材をセット

そして、この補修材に先程使ったのと同じ接着剤をたっぷりと塗布していきます。

パンク修理補修材に接着剤を塗布

パンク修理材に接着剤を塗布した

ここまで準備ができたら、インサートニードルをタイヤのパンク穴に思い切って差し込んでいきましょう。

インサートニードルをタイヤに差し込む

自分で車のタイヤのパンクを修理する方法

インサートニードルをタイヤの奥まで差し込んだ状態

この工程も結構力が入りますが、グイッグイッっと力を入れて、しっかり遠くまでインサートニードルを差し込んでいきましょう。

インサートニードルの先端はつながっていないため、インサートニードルを引き抜けばタイヤ補修材だけがタイヤの中に残ります。

インサートニードルを引き抜く

余分な補修材をカットする

後はタイヤの外側に飛び出している余分な補修材をカットしていきましょう。

タイヤの外側に飛び出しているパンク修理剤

タイヤ修理で残った部分を切り取る

車のタイヤを自分でパンク修理した

タイヤの表面に接着剤などが付いてしまっていますが、タイヤを装着してしばらく走行すれば、これらの汚れは取れてしまうため、このままでOKです。

自分で車のタイヤパンク修理をしたあとのタイヤ

お疲れさまでした。

これでタイヤのパンク修理は完了です。

後は普段どおりタイヤに空気を入れて空気が抜けていないことを確認できればOKです。

自分でパンク修理する方法のメリット

まずはじめに、自分でパンク修理する方法のメリットについてお話していきます。

パンク修理費用を節約できる

自分でパンク修理をする一番のメリットは、パンク修理費用を節約できるということです。

パンク修理を業者に依頼した場合、パンク修理代に加えてタイヤの着脱料金なども必要となることが多く、結局4000~5000円も費用がかかってしまうこともあります。

ですが、自分でパンク修理をする場合、最初にパンク修理キットを購入する費用(1500~2000円)さえ出してしまえば、そこからは数百円程度でパンクを直していくことができます。

その場でパンク修理も可能

この記事を読んでもらえれば分かる通り、一度パンク修理のやり方を覚えてしまえば、いつでもどこでもパンク修理ができるようになります。

例えば私の場合、パンク修理キットと車載タイプの空気入れを車に常備してあるのですが、前タイヤがパンクしたぐらいなら、タイヤを取り外さなくてもその場でパンク修理をして、空気を入れ直せば、そこからそのまま何事もなかったかのように車を走らせることが可能です。

というのも、シーラントを入れるタイプのパンク修理キットは、使った後すぐに本格的なパンク修理をしてもらはなければなりませんし、スペアタイヤの場合もあまり耐久性がないため早めにもとのタイヤに交換する必要があります。

でも、この方法は恒久的なパンク修理なので、一旦パンク修理をしてしまえば、その後は特に何かしなければならないということもなくなります。

自信がつくいて、パンクしても焦らなくなる

自分でパンク修理ができるようになると、何故かすごく自信がつきます。

また、あんなに焦っていた車のパンクに遭遇しても、何故か焦らなくなります。

これは本当に面白いことですが、一度対処法を知ってしまえば、次にそれと同じことが起こっても動じなくなるんですね。

自分でパンク修理する方法のデメリット

次は、自分でパンク修理する方法のデメリットについてお話していきます。

稀に空気漏れを起こすことがある

今回紹介しているパンク修理の方法は外面修理という方法で、結構多くのお店でも行われている修理の方法です。

ですが、パンク修理の達人の場合、内面修理と言って一度タイヤをホイールから取り外して、タイヤ内面に修理パッチを貼り付けるという方法を採用する場合もあります。

パンクの内面修理と外面修理の例

出典)内側から貼るパンク修理|スタッドレスタイヤレンタル、タイヤガーデン掛川のブログ

実は、この内面修理の方が圧倒的に空気漏れのリスクを減らすことが可能で、できるのであればパンク修理はこの内面修理を行ったほうが良いとされています。

ただし、内面修理を行うためには、タイヤの組み直しが必要なので必ず業者に依頼しなければなりませんし、その場でのパンク修理もできません。

内面修理は限りなく100%近くまで空気漏れのリスクを減らしたいという人向けだと思っていただければいいでしょう。

初回は結構大変に感じる

初めてパンク修理を行ってみると、以外に力が必要だということが分かったり、思っていたよりパンク修理は大変だと感じることがあると思います。

私も初めてパンク修理をした時は、本当にどうしていいのか分からず、大変苦労しました。

でも、一度パンク修理ができてしまえば、2回目はあっという間にパンク修理を終えることができます。

大変なのは1度目だけなので、思い切って挑戦してみることをおすすめします。

最後一言

今回は、【初心者向け】自分で車のパンクを修理する方法についてお話しました。

車のタイヤパンク修理はとても簡単で、慣れてしまえば外出先の急なパンクにも自分で簡単に対処することができるようになります。

是非参考にしてみてくださいね。

それでは!

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