ブレーキウィンカーランプを少しぶつけてしまって、ヒビが入ってしまった・・・
バリバリに割れてしまっているわけではないので部品を交換するほどでもなさそうなのだけれど、雨の日の後などは中が曇ってしまっている・・・
そんな場合は、アクリルサンデーと呼ばれる透明な接着剤を使うことで、ブレーキランプの割れを補修することができます。
そこで今回は、ブレーキウィンカーランプのヒビ割れを自分で修理する具体的な方法についてお話していきます。
ブレーキランプの割れ補修に必要なものまとめ
まずはじめに、ブレーキランプの割れ補修に必要なものについて紹介していきます。
アクリル樹脂用接着剤
ブレーキランプの割れはアクリル樹脂用の接着剤(アクリルサンデー)で補修することができます。
この接着剤は、ホームセンターで1000円ぐらいで購入することができますので、準備しておきましょう。
ブレーキランプ取り外し道具(ドライバーなど)
ブレーキランプの補修は、取り外して行ったほうがキレイに直すことができます。
今回の場合はプラスドライバーのみで取り外すことができましたが、自分の車に合わせて必要な道具を準備しておいてください。
ヘアドライヤー
今回はブレーキランプの中に水分が侵入していたため、レンズが曇ってしまっていました。
レンズ内部の湿気を追い出すためにヘアドライヤーなども準備しておくと良いでしょう。
テールランプの具体的な補修方法
ここからは、テールランプの具体的な補修方法についてお話していきます。
ブレーキランプを取り外す
まずはじめに、プラスドライバーなどを使ってブレーキランプを取り外していきましょう。
固定ネジを緩めるとこんな感じでブレーキランプが出てきます。
あとはカプラーを取り外してやれば、ブレーキランプをボディーから完全に切り離すことができます。
レンズ内部を乾燥させる
取り外したブレーキランプをよく見てみると、雨水の侵入によりレンズの内側が白く曇ってしまっていました。
このままの状態で放置してしまうと、電球のソケットの金属部分が錆びたりしてしまいますので、レンズの内部を乾燥させる必要があります。
まず、レンズの裏側の電球ソケット類を手で回して取り外します。
こんな感じで電球を取り外したら、ヘアドライヤーの温風をレンズの中に送ってやります。
すると、5~10分ほどでレンズの中の曇りが完全に取れていきました。
レンズに接着剤をつける
レンズ内の湿気を取り除くことができたら、接着剤をレンズのひび割れ部に流し込んでやります。
アクリル用の接着剤はかなりサラサラしていますので、チョンチョンとひび割れ部に置いてあげるだけで、ヒビ割れの隙間に入り込んでいってくれます。
接着剤を塗布してから10~20分ほどで乾燥するのですが、その際にこんな感じで接着剤をつけた部分が白っぽくなってしまうときがあります。
そんなときは、手の指の腹で白くなった部分をキュキュッっと何度か磨いてやると、こんな感じできれいな透明色に戻してやることができます。
後は、逆の手順でブレーキランプを車に取り付けてやれば、ブレーキランプの割れ補修は完了です。
最後に一言
今回は、【簡単修理】ブレーキウィンカーランプの割れを接着剤で補修する方法についてお話しました。
ブレーキランプのヒビ割れは、内部の湿気を取り除いてから行ってやれば、比較的簡単に直すことができます。
是非参考にしてみてくださいね。
それでは!