バッテリーのサルフェーションを除去する3つの方法

【バッテリー再生方法その2】添加剤

次に紹介するバッテリー再生方法は、バッテリーに添加剤を投入して、電極に付着したサルフェーションを除去するという方法です。

バッテリー添加剤で有名なものといえば「スーパーK」と呼ばれるものがあり、錠剤(粉末のものもある)をバッテリーの中に投入し、後は普通に充電しながら使っていくだけでサルフェーションを徐々に除去していくことができます。

バッテリーを再生するスーパーK

バッテリー添加剤でサルフェーション除去

自動車の場合、この添加剤をバッテリーに投入し、後は走行中の発電機からの充電のみでサルフェーションが除去されていくため、最も手軽なバッテリー再生方法だと思います。

ただし、最近多くなってきたメンテナンスフリーバッテリー(MFバッテリー)には添加剤を投入するための開放部がないため、この添加剤が使えないシチュエーションが増えてきました。

メンテナンスタイプのバッテリー

メンテナンスタイプのバッテリー

メンテナンスタイプのバッテリーには、バッテリー内部に精製水などを補充するための蓋があります。

メンテナンスフリー(MF)バッテリー

メンテナンスフリー(MF)バッテリー

それに対してMFバッテリーは精製水補充用の蓋がなく(シールで覆われている)、ユーザーがメンテナンスできない(しなくても良い)構造になっています。

ですので、メンテナンスタイプのバッテリーを持っている場合は、この添加剤によるサルフェーション除去方法を検討してみるのも一つの手だと思います。

【バッテリー再生方法その3】ソーラーパネル

サルフェーションが発生するのはバッテリーが放電されるときであり、それが電極に固着してしまうのはバッテリーがそういった状態(電圧が低い状態)で充電されないまま放置されてしまったときです。

一般的に自動車は走行中にバッテリーは充電されるメカニズム(長期間充電されないということはない)になっているため、基本的にはサルフェーションが発生しづらい環境にあるといえるでしょう。

例えば、田舎など、頻繁に距離を走行するような使い方をする場合、そこまでサルフェーションによる劣化に悩まされることはほとんどありません。

ですが、週に1~2回、買い物のために2~3kmしか車を動かさないとか、明らかにバッテリーへの充電が少ないようなシチュエーションでは、バッテリーの自己放電や車の暗電流などによる消費が充電より多くなってしまって、バッテリーの放電状態が続いてしまう場合があります。

このような場合は、ネットショップなどで1000~2000円ぐらいで売られているような充電器を購入し、月に1~2回ほどバッテリーを充電してやれば、サルフェーションの発生を予防することができます。

ネットショップで購入したバイク用のバッテリー充電器

ただ、車を止めている場所の近くにコンセントがなかったりすることもありますし、そうやって充電することも面倒だという人もいるでしょう。

そのような場合、車載タイプのソーラーパネルを設置することで、バッテリーの満充電状態を維持し、サルフェーションを予防することが可能です。

自動車にソーラーパネルをDIY取り付け

この方法は、これまで説明した発生したサルフェーションを除去するという考え方とは少し異なりますが、サルフェーションの固着を未然に防ぐ事ができるという意味で紹介しておきます。

>>【バッテリー上がり防止】車にソーラーパネルをDIY取り付けする方法

最後に一言

今回は、鉛バッテリーのサルフェーションを除去する3つの方法についてお話しました。

バッテリー再生というテーマは素人にとってわかりにくいものだと思います。

今回お話したようなことを知っておくと、バッテリー充電器などを購入する際の参考になると思いますよ。

それでは!