プラグ掃除の具体的な方法
今回は、走行距離14万キロのプラグ無交換、無清掃のノアを使って、プラグの清掃方法についてお話します。
1.イグニッションコイルのボルトを外す
はじめに、イグニッションコイルについているボルト(M10)を外します。
少し硬いですが、小さめのレンチでも外せると思います。
2.イグニッションコイルを外す
次はイグニッションコイルを上に引き抜いて外します。
ゴムが固着している場合もありますが、ぐぐっと力を入れて引き抜きましょう。
3.プラグを外す
プラグレンチを使ってプラグを外していきます。
底の方にあるプラグを引き上げるためにドライバーの先端に強い磁石を巻きつけたようなものを用意しておく楽にプラグを拾い上げることができます。
なお、自分の車のプラグレンチのサイズがわからない場合は、こちらの記事が参考になると思います。
4.エンジンコンディショナーでプラグを掃除
エンジンコンディショナーをプラグに吹きかけると、見る見るうちによごれが落ちてきます。
2~3度洗浄したら、布などできれいにふきあげ、あとは取り外した順番に元に戻していきましょう。
施工後に気づいたこと
施工前はアイドリングの回転数が低くて(500~600rpm)、さらに不安定だったため、たまにエンストしたりしていたのですが、施工後は、明らかにエンジンのアイドリングが安定しています。
すこしエンジンの回転数が上がり(700~800rpm)、振動も以前よりも少なくなりました。
こうやって施工した効果を感じられると嬉しいですね。
最後に一言
今回は、プラグ交換する前に必ず見ておきたい「プラグ掃除」で寿命を延ばす方法についてお話しました。
プラグは汚れ程度なら交換せずに掃除をすれば、また使うことができます。
そして、電極が物理的に磨り減ってきたらプラグ交換というサイクルで考えたほうが、メンテナンス費用が安く済みます。
エンジン周りを触るのは少し勇気がいりますが、一度コツを掴んでしまえばこちらのものですので、ぜひ一度挑戦してみてくださいね。
それでは!