【補充ガスチャージ前に】車のエアコン冷媒量をDIYチェックする方法

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【STEP1】停車中の低圧圧力を確認する

まずはじめに、停車中(エンジン停止から数時間後)の低圧圧力(平衝圧力)を測定していきます。

ボンネットを開き「L」のマークのあるエアコンバルブキャップを反時計回りに回して外していきましょう。

カーエアコンの低圧バルブのカバー(L)

エアコンの低圧バルブキャップを外した

このバルブは単に汚れやサビ防止のために取り付けられているものですので、取り外してもガスが吹き出してくるわけではありません。

キャップを外したら、このようなワンタッチカプラが見えてきますので、そこに圧力チェックツールの先端部を押し付けていきます。

エアコンの低圧圧力を確認できるACチェッカー

圧力チェックツールを押し付ける前

すると、下記のような感じでチェックツールの圧力を示す棒がピョコっと出てきます。

圧力チェックツールを押し付けた後

停車時の平衝圧力測定結果

チェックツールの棒がしっかりと出てきて、現在の圧力は波線で示している部分を超えており、カーエアコンの中にはとりあえず冷媒ガスがちゃんと入っていること(量が適正かどうかまではこの段階では分からない)が分かります。

この段階(停車安定時)の圧力チェックで、棒がしっかりと出てこず「L」マークの領域の圧力しかない(平衝圧力が低すぎる)場合、カーエアコンの中には少ししか冷媒ガスが入っていない事が考えられます。

この場合は、カーエアコンから冷媒が漏れ出す量が多すぎることが想定でき、そのガス漏れ修理を行わない限り、冷媒を補充してもまたすぐに冷媒が抜けてエアコンが冷えなくなってしまいますので、ガス補充前にエアコン漏れ修理をする必要があるでしょう。

【STEP2】動作直後の低圧圧力を確認する

次は、車のエンジンをONし、エアコンを30秒間作動(最低温度、最大風量)させ、もう一度エンジンをOFFしてください。

その直後、もう一度先程の圧力チェッカーで低圧圧力を測定していきます。

エアコン作動直後の低圧圧力

すると今度は、圧力チェッカーが波線の領域(適切な低圧圧力の領域)を示していることが分かります。

この時点でざっくりとですが、エアコンの内部に封入されている冷媒量はほぼほぼ適切な量であることがわかります。

ちなみに、この段階(エアコン作動直後)でチェッカーの値が「L」を示していると、冷媒量が不足していることが考えられます。

【STEP3】エアコン作動時の吹出し温度を測定する

停車時とエアコン作動直後の圧力チェックが終わったら、次は付属の温度計を使ってエアコンの吹出し温度の測定を行なっていきます。

エアコンの吹出し温度をチェックするための温度計

温度計でエアコンの吹出し温度の計測

このような感じでエアコンから吹き出す風が温度計の測定部分に当たるように設置し、エアコンを作動させて3分ほど放置し、温度計が示す温度が安定してきたところの温度を記録します。

正常に動いているエアコンの場合、吹出し温度は10℃以下になっているはずですが、上記の場合、温度計は12℃を示していました。

【STEP4】エアコンの状態を判定する

後は、STEP2で測定したエアコンチェッカーの棒が示した値(波線のところ、低圧圧力を示す)とSTEP3で測定した吹出温度(約12℃)を説明書に付属の下記の表に当てはめ、現在のエアコンの状態を判定します。

ACチェッカーの診断確定表

その結果、今回の場合は「冷媒ガスがやや不足」ということになりました。

ここまで分かれば、あとはこちらの記事で紹介しているような感じで冷媒を補充してやれば、エアコンは以前のように冷たい風を吹き出すようになります。

>>自動車カーエアコンの冷媒ガスを自分で補充する方法

逆に、冷媒ガス不足以外のことが原因だった場合は、冷媒ガスを補充しても無駄ですので、エアコン修理を業者に依頼するようにしてくださいね。

最後に一言

今回は、【補充ガスチャージ前に】車のエアコン冷媒量をDIYチェックする方法についてお話しました。

カーエアコンが効かない場合、すぐに冷媒ガス補充をするのではなく、このようなチェックツールを使って本当に冷媒ガスが少ないことが故障の原因かどうか確認してみてください。

ただ、カーエアコンの冷媒ガスは高圧なので自分で作業するのが不安だったりする場合は、プロにお願いするのがいいのではないかと思います。

是非参考にしてみてくださいね。

それでは!




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