【STEP6】検査予約について
ユーザー車検を受けるためには、インターネットで検査の予約をしておく必要があります。
予め自分の都合の良い日をピックアップしておいて、軽自動車検査予約システムのサイトから検査ラインの予約をしていきましょう。
出典)軽自動車検査予約システム
具体的な予約のとり方としては、まず上記のサイトでIDとパスワードを取得し、その後そのIDとパスワードを使って予約をしていくという流れです。
検査を受ける10日前から予約が可能ですので、車の点検整備の目処がついた時点で予約しておくと良いでしょう。
予約が完了したら下記のような画面が出てきますので、印刷して必要書類と一緒にしておきましょう。
ちなみに、ユーザー車検を受ける際の日程に関するポイントは、「軽自動車検査協会が混雑する時期は避ける」ということ。
というのも、軽自動車検査協会で車検を受けている人達はクルマ屋さんなど、プロの人ばかりなので勝手が分かっていますが、素人がその場所に行くと何をすればいいのか分からないので、検査ラインの進行を妨げてしまう場合もあります。
特に車検場が混んでしまうような時期は検査ラインが混雑してみんなピリピリしていますので、その時期は避けるようにスケジューリングするのが良いでしょう。
つまり、車を購入する人が多い時期は、ユーザー車検を行う運輸支局や軽自動車検査協会が混雑しやすい!のです。
この辺りを考えながら、私の経験やディーラーの人に混雑しやすい時期について聞いてみた結果が下記のグラフです。
時期 混み具合 1月 3 2月 4 3月 5 4月 4 5月 3 6月 2 7月 2 8月 1 9月 2 10月 2 11月 2 12月 2 ※混雑具合をレベル5~レベル1で現しています。レベル5が「激混み」です。
やはり3月末に車を購入する方が1番多いため、3月は1年でもっとも混む時期です!
車検は有効期間満了の1ヶ月前から受けることができますから、少し早めの2月中に受けるなど、どうしてもという方以外は3月のユーザー車検はできるだけ避けましょう!
この混雑する時期を避けておけば、検査官の人も比較的おだやかに対応してくれる可能性がとても高まります。
検査ラインを予約する時間帯(ラウンド)については、できる限り午前中の1~2ラウンドを予約しておきましょう。
というのも、今回紹介している手順で点検整備を行い、テスター屋さんで調整してもらった場合、一発合格すると思いますが、稀に検査ラインで特定の項目だけ運悪く不合格となることもあります。
そのような場合、検査の当日に限り3回目まで検査ラインに予約なしで入場することができるようですので、その日のうちにテスター屋さんなどで不合格となってしまった項目などを再調整してもらい、その日のうちに全項目で合格し車検を更新するのが理想です。
仮に当日中に不適合箇所が合格にならなかった場合、限定自動車検査証というものを発行してもらい、15日以内に再度検査場で検査を受け直す必要があります。
そのようなことにならないように、しっかりと必要な整備を済ませてから検査を受けるようにするとよいでしょう。
次のページでは、ユーザー車検のSTEP6(ユーザー車検当日の流れ)についてお話していきます。