【簡単6ステップ】自分で車のバッテリーを交換する方法

【簡単6ステップ】自分で車のバッテリーを交換する方法一般的には、バッテリーの寿命は2~5年と言われています。

ですが、キーを回したときのキュルキュルというセルモーターの回転音が弱くなってきたりした場合、それはもう「バッテリーの交換時期だというサイン」なので、バッテリーの交換を検討し始めたほうがいいでしょう。

ここで知っておいてほしいことは、車のバッテリーは自分で簡単に交換することができるパーツだということ。

今回は、そんなバッテリー交換の方法について、初心者にもわかりやすいように写真付きで詳しく解説していきます。

バッテリー交換に必要なもの

まずはじめに、自分で車のバッテリーを交換する際に必要な物についてお話していきます。

【必要な物その1】自分の車に適合したバッテリー

最初に準備すべきものは、自分の車に適合したバッテリーです。

初めて自分でバッテリーを購入しようと思ってホームセンター等に行くと沢山の種類のバッテリーが置いてあって、どのバッテリーを選べばいいのか分からないと思います。

自分の車に合ったバッテリーの選び方

バッテリー購入の際のポイントは、車種によってバッテリーのサイズやプラスマイナスの端子の位置、必要とされるバッテリー容量などが異なるため、これらのバッテリーの中から自分の車に適合したバッテリーを選ぶ必要があるということです。

自分の車に合ったバッテリーを購入する一番確実な方法は、自分の車のボンネットを開いて、バッテリーに記載されているバッテリー品番と同じ品番のものを購入するということです。

私の車の場合、ちょうど交換したタイミングを示すシールがバッテリーの品番を隠してしまっていました・・・。

そこで、もう一つの方法として、ホームセンターのバッテリーコーナーに置いてあるバッテリー品番カタログから自分の車に合ったバッテリーを選ぶことにしました。

まず、自分の車の車検証の写真をスマホなどで撮影しておくか、そこに記載の型式(CBA-E51など)をメモしておいて、後で分かるようにしておきます。

バッテリー交換で適合を調べるための車検証

次に、ホームセンターのバッテリーコーナーに置いてあるバッテリー品番カタログで自分の車(型式)に適合するバッテリーの品番を見つけ出します。

ホームセンターにおいてあるバッテリー品番でバッテリー交換

バッテリー交換のホームセンターにおいてあるバッテリー品番

これで、自分の車に適合するバッテリーが「80D23R」であることがわかりましたので、そのバッテリーを購入すればOKです。

バッテリーを交換するためのバッテリー

なお、ハイブリッドカーやアイドリングストップ機能のある車などの場合も、今の車に付いているバッテリーと同じ品番の物か、同様の手順でカタログから品番を見つければOKです。

ちなみに、最近では再生バッテリーと呼ばれる中古バッテリーが新品バッテリーの1/3~半額ぐらいの値段で購入することができます。

再生バッテリー

出典)エコバッテリー・エコインクの激安リサイクルショップ|イーネ

再生バッテリーとは、バッテリーの性能を低下させる「サルフェーション」と呼ばれるバッテリー内部のサビのようなものを、特殊な充電(パルス方式)で除去したもののことをいいます。

性能的には新品とほとんどかわりませんし、長期間の保証を設けているショップがほとんどですので、新品かどうかにこだわらない人であれば、再生バッテリーを使ったほうが費用を格段に抑えることができますので、ご参考まで。

【必要な物その2】10mmのスパナ

ほとんどの場合、バッテリーを交換するために必要な道具は10mmのナットを回すためのスパナなどだけでOKです。

10mmのスパナでマイナスケーブルを接続する

バッテリーの端子やバッテリーを固定している金具も10mmのナットで固定されていることがほとんどです。

感電(ショート)のリスクを減らすためには、持ち手部が樹脂やゴムで覆われたバッテリー交換専用のスパナを使うのもいいと思いますが、それよりも次に紹介する保護具(ゴム手袋や保護メガネ)を着用することと、作業手順を間違えないこと(マイナス端子を外してから、プラス端子を外すなど)のほうが重要ですので、慣れている人なら普通のスパナでもOKだと思います。

【必要な物その3】ゴム手袋と保護メガネ

バッテリーを交換する際に最も大事なことは、感電(ショート)しないことと、バッテリーの内の硫酸で失明しないことです。

感電やショートについては、絶縁体(電気を通さない材質)であるゴム手袋をして手順通りに作業を進めれば防ぐことができます。

電気を通さない絶縁体のゴム手袋でバッテリー交換する

また、バッテリー液が目に入らないようにする(失明の危険を防ぐ)には、保護メガネが最適です。

慣れている人は保護メガネをせずに軍手だけで作業することもありますが、初心者の場合は念には念を入れて、ゴム手袋&保護メガネで作業することをおすすめします。

バッテリー交換の具体的な手順

ここからは、自分でバッテリーを交換するための具体的な手順についてお話していきます。

【STEP1】マイナス(ー)ケーブルを外す

バッテリー交換のマイナスケーブル

まずはじめに、バッテリーのマイナス(ー)のケーブルを外していきます。

マイナス(ー)ケーブルは黒色で、赤色のケーブル&カバーがかけられているのがプラス(+)ケーブルです。

マイナスのケーブルは10mmのナットで固定されていますので、スパナなどを使ってナットを緩め、マイナスケーブルを外していきましょう。

10mmのスパナでマイナスケーブルを接続する

バッテリー交換のマイナスケーブルを外す

この作業を行う際のポイントは、プラスケーブル側の赤いカバーなどはまだ取り付けた状態(カバーを外してはいけない)で作業を進めるということです。

バッテリーのプラスケーブルの端子にカバーがかかっていれば、誤ってマイナスケーブルのナットを外している工具がプラスケーブルの端子に接触してしまい、ショートするという事故を未然に防ぐことができます。

【STEP2】プラス(+)ケーブルを外す

マイナス(ー)ケーブルを完全に取り外した後、今度はプラス(+)ケーブルを取り外していきます。

プラスケーブルは安全のためのカバーがかけられていますので、それを開き、マイナス側と同じように10mmのスパナで取り外していきます。

バッテリー交換でプラスケーブルを取り外す

バッテリー交換でプラスケーブルを外した

このプラスケーブルを外す際に気をつけるべきことは、バッテリーのマイナス端子に工具が触れない様にすることで、もし触れてしまった場合はショートしてしまいます。

基本的にこの手順通りにマイナス側のケーブルから外して、ゴム袋を装着していれば、間違ってプラス端子を外そうとしていた工具がマイナス端子に振れてしまっても、上記の例のように体に感電してしまうことはありません。

ただ、基本的にバッテリーのショートは危険なことですので、そうならないよう、プラス端子を外す際は、工具がバッテリーのマイナス端子に触れないように気をつけましょう。

ショートしてしまうのが怖い場合、マイナス端子を外した後、マイナス端子にビニールテープなどでカバーをしておくという方法もあり、こうしておけばプラス端子を外す作業中にバッテリーをショートさせてしまうことはなくなりますので、ご参考まで。

【STEP3】バッテリーを固定している金具を外して、バッテリーを取り外す

次は、バッテリーを固定している金具を外していきます。

バッテリーを固定している金具

先程使った10mmのスパナを使えば、バッテリーを固定している金具を外すことができます。

バッテリーを固定している金具を外すところ

バッテリーを固定していた金具

バッテリーを固定している金具を取り外した後

固定金具を取外事ができれば、バッテリーは台に乗っているだけの状態ですので、傾けないように持ち上げて取り外していきましょう。

取り外したバッテリー

【STEP4】新しいバッテリーを載せて、金具で固定する

古いバッテリーを取り外すことができた後は、新しいバッテリーを載せていきます。

バッテリーを取り外した後のエンジンルーム

バッテリー交換で新しいバッテリーを載せる

バッテリーを載せたあとは、先ほどと逆の手順でバッテリーを金具で固定しておきましょう。

【STEP5】プラス(+)→マイナス(ー)の順にケーブルを接続する

バッテリーにケーブルを取り付ける順番は、取り外す順番の逆で、始めにプラス(+)ケーブルから接続していきます。

バッテリーのプラス端子のカバーを外す

バッテリーのプラスケーブルを接続するところ

バッテリーのプラス端子にカバーをする

プラス端子のカバーをかぶせたことを確認したあと、今度はマイナスケーブルを接続していきます。

10mmのスパナでマイナスケーブルを接続する

バッテリー交換が完了

あとはバッテリーに走行距離や交換日を記載すれば、バッテリーの交換作業は完了です。

バッテリー交換日などを記載

といいたいところですが、もう一つやるべきことが残っています・・・。

【STEP6】エンジンコンピューターの再学習

基本的にはバッテリーを交換する場合、エンジンOFFの状態で行います。

実は、このようにエンジンOFFのままバッテリーを交換してしまうと、ECUと呼ばれるエンジンコンピューターのデータが消去されてしまいます。

バッテリー交換後、うまくエンジンが始動しなかったり、アイドリングが安定しなかったりする場合は、エンジンコンピューターの再学習を行いましょう。

「車種名 ECU 再学習」などと検索で調べてみると、具体的な方法を見つけることができると思います。

基本的には、エンジンコンピューターの再学習は、通常の運転の中で自動的に行われていきますので、上記のような症状も徐々に落ち着いてくるのが一般的ですが、なかなか以前のような状態に戻らない場合は、手動で再学習を行うことも可能です。

具体的な再学習の方法は車種ごとに異なりますので、WEB検索で「車種名 ECU 再学習」などと検索し、再学習を実施してください。

その他にも、バッテリー交換の際には、ナビやパワーウィンドーの設定などもリセットされることがありますので、バッテリー交換後は一通りの機能をチェックしてみましょう。

なお、エンジンを掛けたままバッテリーを交換すれば設定がリセットされることはありませんが、バッテリーへの充電電圧をコントロールしている部品が熱で故障してしまう事があります。

この他に、バッテリー交換時にエンジンコンピューターに電気を供給することで、データのリセットを防ぐことができるメモリーバックアップという道具も売られています。

バッテリー交換時のECUリセットを防ぐメモリーバックアップ

以下の説明書きのように、バッテリ交換のケーブルを取り外してしまう前に、このメモリーバックアップをケーブル端子部に取り付けておけば、ECUリセットを防ぐことが可能です。

メモリーバックアップの使い方

エンジンコンピューターやナビ、パワーウィンドーの設定などを保存したままバッテリー交換をしたい場合は、これらの商品を利用してみてはいかがでしょうか。

最後に一言

今回は、【簡単6ステップ】自分で車のバッテリーを交換する方法についてお話しました。

バッテリーの交換を安全に行うポイントは、ゴム手袋と保護メガネを着用し、説明書道理の交換手順で行うということです。

少しでも危険だなぁと感じた場合は、自分で交換するのはやめておいて、一度プロのバッテリーの交換手順を勉強するというのが一番賢いのかもしれません。

作業を実施する場合、バッテリーの説明書をしっかり読み、その説明に従ってバッテリー交換することを心がけてください。

それでは!

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