エンジンをかけようと思ったら、うんともすんとも言わない・・・
「しまった、スモールライトが点けっぱなしになっていた。これはバッテリー上がりだ・・・。」
という感じで、全く予想もしていなかった時に起こってしまうバッテリー上がり。
そんな時に役に立つのが「ジャンプスターター」です。
ジャンプスターターとはモバイルバッテリーの大容量版のようなもので、付属の接続ケーブルをバッテリー端子に接続するだけで、いとも簡単にエンジンを始動させることができます。
今回は、一人でも簡単にバッテリー上がり車のエンジンを始動することができるジャンプスターターの使い方について詳しくお話していきます。
ジャンプスターターについて
ジャンプスターターとは、モバイルバッテリーの大容量版のようなもので、エンジンを始動させるセルモーターを回すための電気を持ち運べるというものです。
ジャンプスターターは近所にあるようなホームセンターなどではあまり売られておらず、ネットショップなどで3000~10000円ほどで購入することができます。
今回、私が購入したのは大型車まで対応した容量(14000mAH)のものだったので、少し高めの8000円でした。
ちなみに、軽自動車やコンパクトカーなどに使う場合、もっと小型で安いもの(3000~5000円)で対応できますので、ご参考まで。
ジャンプスターターのいいところは、購入した段階で既に8~9割ほど充電されているため、届いたその日にバッテリー上がり車のエンジン始動に使える点です。
ですので、初めてのバッテリー上がりだけど、別の移動手段も使えるので、車のエンジンは2~3日後までにかかればいいというような場合、このようなジャンプスターターを注文しておいて、それが届いてから車のエンジンをかけていくという流れもありだと思います。
ジャンプスターターを使ってバッテリー上がり車のエンジンをかける方法
まずはじめに、ジャンプスターターに付属のバッテリー接続ケーブルを接続します。
その後、バッテリーのマイナス端子に黒色のケーブルを、プラス端子に赤色のケーブルを順番に接続していきましょう。
後はこの状態でいつもと同じように鍵を回せば、バッテリー上がり車のエンジンをかけることができます。
ほとんどのジャンプスターターは一回の満充電で、バッテリー上がり車のエンジンを10回以上かけることができるぐらいの容量を持っていますので、一発でエンジンがかからなくても焦らなくて大丈夫です。
エンジンを掛けることができたら、先ほどと逆の手順でジャンプスターターのケーブルを外していけば、バッテリー上がり車のエンジン始動作業は完了です。
なお、エンジンを始動させた後は空になってるバッテリーを充電するために、1時間ぐらい走行するか、エンジンをつけ放しにしておくことをおすすめします。
次のページでは、バッテリー上がりの時にジャンプスターターを使ってエンジン始動させる方法のメリット・デメリットについてお話していきます。